日本大百科全書(ニッポニカ) 「九月山」の意味・わかりやすい解説 九月山くがつさん / クオルサン 北朝鮮、黄海南道(こうかいなんどう/ファンヘナムド)の安岳(あんがく/アンアク)郡と殷栗(いんりつ/ウンユル)郡にまたがる山。標高954メートル。朝鮮の四大名山の一つで、檀君(だんくん)王倹が平壌(へいじょう/ピョンヤン)から9月9日この山に移ったという神話から九月山と名づけられたという。山中には伝説にちなむ檀君峰や白雲台がある。山頂には周囲4キロメートルの九月山城址(じょうし)があり、滝も多く景勝に優れている。[魚 塘] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例