九郎丸村(読み)くろうまるむら

日本歴史地名大系 「九郎丸村」の解説

九郎丸村
くろうまるむら

[現在地名]桂川町九郎丸

土居とい村の南西に位置する。「続風土記拾遺」に「居民は本村一所」とあるが、田圃志には「枝村荒木」と記される。慶長石高帳に九郎丸村とみえ、慶長七年(一六〇二)の検地高三五二石余、うち大豆四九石余。元禄五年(一六九二)には高三九五石余・反別四三町八反余、家数三二・社二、人数一六九(田圃志)。石高書上帳案の郡帳高も同じ。寛政期(一七八九―一八〇一)の家数三九・人数二三八、牛二五・馬三(別本「続風土記附録」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android