乞食能(読み)こじきのう

精選版 日本国語大辞典 「乞食能」の意味・読み・例文・類語

こじき‐のう【乞食能】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 路上などで銭を請うために演ずる能狂言
    1. [初出の実例]「こじき能弐三丁つつかして行き」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和元(1764)義四)
  3. 町内寄付を集め、素人が演ずる能狂言。
    1. [初出の実例]「乞食能本所らしいしづかが出」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和元(1764)智五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む