乱れ書く(読み)みだれかく

精選版 日本国語大辞典 「乱れ書く」の意味・読み・例文・類語

みだれ‐か・く【乱書】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙
  2. 順序もなく書く。自由自在に書き散らす。散らし書きにする。
    1. [初出の実例]「みだれたる草の歌を、筆にまかせてみだれ書き給へる、見所限りなし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)梅枝)
  3. 心の乱れを表わして、整わない書きざまをする。乱れたふうに書く。
    1. [初出の実例]「御手もうちわななかるにみだれかき給へる」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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