乱れ織る(読み)みだれおる

精選版 日本国語大辞典 「乱れ織る」の意味・読み・例文・類語

みだれ‐お・る【乱織】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 模様を入り乱れたように織る。
    1. [初出の実例]「よしあるからくさをみだれをれるも」(出典:源氏物語(1001‐14頃)玉鬘)
  3. 入り乱れてあちらこちらで織る。
    1. [初出の実例]「たなばたにけふやかすらん野辺ごとにみだれおるなるむしのころもも」(出典:建礼門院右京大夫集(13C前))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む