乱書(読み)みだれがき

精選版 日本国語大辞典 「乱書」の意味・読み・例文・類語

みだれ‐がき【乱書】

  1. 〘 名詞 〙 秩序なく書くこと。また、乱雑に書くこと。みだしがき。みだりがき。
    1. [初出の実例]「霞砂子みだれ砂子の乱れ書きに」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉一)

みだし‐がき【乱書】

  1. 〘 名詞 〙 乱雑に書き散らすこと。
    1. [初出の実例]「みだし書にぞしたりける」(出典:源平盛衰記(14C前)一一)

みだり‐がき【乱書】

  1. 〘 名詞 〙 秩序なく書くこと。乱れた書きぶり。みだれがき。みだしがき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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