乱闘国会(読み)らんとうこっかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「乱闘国会」の意味・わかりやすい解説

乱闘国会
らんとうこっかい

是が非でも議案成立を図ろうとする与党と,実力でそれを阻止しようとする野党とが激しく対立し,ときとして国会内で両者乱闘に及ぶような国会。 1950年代から 60年代の与野党対立期にしばしば見られた。しかし,国民批判の高まりとともに乱闘国会は姿を消し,70年代以降,野党の抵抗手段は審議拒否が主となってきている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android