乱闘国会(読み)らんとうこっかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「乱闘国会」の意味・わかりやすい解説

乱闘国会
らんとうこっかい

是が非でも議案成立を図ろうとする与党と,実力でそれを阻止しようとする野党とが激しく対立し,ときとして国会内で両者乱闘に及ぶような国会。 1950年代から 60年代の与野党対立期にしばしば見られた。しかし,国民批判の高まりとともに乱闘国会は姿を消し,70年代以降,野党の抵抗手段は審議拒否が主となってきている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android