亀山森鉱山(読み)きさんもりこうざん

日本歴史地名大系 「亀山森鉱山」の解説

亀山森鉱山
きさんもりこうざん

[現在地名]協和町船岡

船岡ふなおかの東、二里ほどの山中にある。銀・銅・鉛などを産出した。

秋田領内諸金山箇所年数帳に「貞享の頃御直山銀山と有之」とある。その後正徳二年(一七一二)より銅山・鉛山とも受山、享保五年(一七二〇)より五ヵ年間鉛山だけ受山、同一六年より六ヵ年鉛山だけ受山、元文二年(一七三七)より六ヵ年間銅山だけ受山と、かなりひんぱんに経営形態の変更をみながら一八世紀中頃まで稼行された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む