銅山(読み)ドウザン

デジタル大辞泉 「銅山」の意味・読み・例文・類語

どう‐ざん【銅山】

銅鉱を産出する山。
[類語]炭鉱金山銀山鉱山炭坑

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精選版 日本国語大辞典 「銅山」の意味・読み・例文・類語

どう‐ざん【銅山】

  1. [ 1 ] 銅鉱を産出する山。また、銅鉱を採掘し精錬する所。
    1. [初出の実例]「只是銅山動。在下猶因金穴空」(出典本朝文粋(1060頃)一二・秋夜書懐〈藤原衆海〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐呉王濞伝〕
  2. [ 2 ]
    1. [ 一 ] 中国、江蘇省揚州市の西方、儀徴県の西北にある山。銅を産出する。
    2. [ 二 ] 中国の清代、江蘇省北西部の徐州市の南に置かれた県名。秦末、項羽が西楚の覇王と称してこの地に都を置いた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「銅山」の意味・わかりやすい解説

銅山
どうざん
copper mine

銅を産出する鉱山。銅の主要鉱石鉱物は黄銅鉱で,ほか輝銅鉱コベリン斑銅鉱,硫ヒ銅鉱,四面銅鉱などの硫化物赤銅鉱などの酸化物がある。ときに自然銅を伴うこともある。日本は比較的に銅資源に恵まれていて,7世紀頃から銅山が開かれ,16世紀頃には全国各地に銅山が発見された。

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