貞享(読み)じょうきょう

日本の元号がわかる事典「貞享」の解説

じょうきょう【貞享】

日本の元号年号)。江戸時の1684年から1688年まで、霊元(れいげん)天皇、東山(ひがしやま)天皇の代の元号。前元号は天和(てんな)。次元号は元禄(げんろく)。1684年(天和4)2月21日改元。1684年は甲子(かっし)にあたり、甲子は徳を備えた人に天命が下される革令(かくれい)の年で変乱が多いとされることから、先例にならい、甲子革令を防ぐ目的で改元が行われた(革年改元)。『周易(しゅうえき)』を出典とする命名。貞享年間の江戸幕府の将軍は徳川綱吉(つなよし)(5代)。1685年(貞享2)1月1日より、平安時代から823年にわたって使われていた宣明暦(せんみょうれき)(中国の太陰太陽暦の暦法のひとつ)に代わって、渋川春海(はるみ)らによって編纂されたの初の和暦である貞享暦(大和暦(やまとれき))の使用が始まった。1687年(貞享4)、霊元天皇は、この年に元服した皇子東山天皇に譲位した。

出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報

精選版 日本国語大辞典「貞享」の解説

じょうきょう ヂャウキャウ【貞享】

江戸時代、霊元天皇・東山天皇の代の年号(貞享四年三月より東山天皇の代)。天和四年(一六八四)二月二一日、甲子革令により改元。将軍徳川綱の時代。貞享五年(一六八八)九月、元祿(げんろく)と改元された。出典は「易‐益卦」の「永貞吉、王用享于帝、吉」による。

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