亀戸境町(読み)かめいどさかいちよう

日本歴史地名大系 「亀戸境町」の解説

亀戸境町
かめいどさかいちよう

[現在地名]江東区亀戸かめいど三丁目

北十間きたじつけん川南岸の町屋。東は亀戸村と名園として知られた亀戸梅屋敷など、西は柳島やなぎしま村など、西から南にかけて陸奥弘前藩津軽家抱屋敷・亀戸村。文政町方書上によるともとは亀戸村の内。寛文四年(一六六四)百姓商売屋が取立てられ、元禄一〇年(一六九七)町並地となった。町名は北十間川に架かる境橋による。橋名は北側の西葛西領本田筋と南側の同領新田筋を分けることから付けられた名。総小間数は田舎間で五二間余。町内中央を境橋から南西亀戸不動院かめいどふどういん門前・亀戸町に通じる道が通る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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