争事(読み)あらがいごと

精選版 日本国語大辞典 「争事」の意味・読み・例文・類語

あらがい‐ごとあらがひ‥【争事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あらそいごと。競争。
    1. [初出の実例]「この国討ちとらんとて、常に試みごとをし、あらがひごとをしておそり給ひけるに」(出典:枕草子(10C終)二四四)
  3. かけごと。賭博(とばく)
    1. [初出の実例]「この帥殿は花山院とあらがひごと申させ給へりしはとよ」(出典:大鏡(12C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android