日本歴史地名大系 「事実証談」の解説 事実証談ことのまことあかしがたり 五巻一冊 中村乗高編著成立 文政元年自序 文政六年刊再版 昭和二八年解説 編著者の中村乗高が二〇年余の歳月をかけて採集した霊異記。書名の読みは付言や各巻の冒頭のフリガナによる。ただし巻三だけは「じじつしようだん」とある。乗高は遠江国天宮神社神主で、栗田土満に入門、のち本居大平・平田篤胤にも師事した国学者。校者は遠江国一宮神社神主の鈴木重年。乗高の総目録には神霊部以下妖怪部・霊夢部・稀人部など一六部がみえるが、版行されたのは神霊部(上・下)・異霊部・人霊部(上・下)の三部で、二一五話を収録。活字本 「事実証談」(昭和四〇年・平成五年) 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by