二〇二五年の崖(読み)ニセンニジュウゴネンノガケ

デジタル大辞泉 「二〇二五年の崖」の意味・読み・例文・類語

にせんにじゅうごねん‐の‐がけ〔ニセンニジフゴネン‐〕【二〇二五年の崖】

企業が老朽化した情報システムを放置することにより、令和7年(2025)ごろに生じるとされる問題。
[補説]平成30年(2018)に経済産業省主催のデジタルトランスフォーメーションDX)に向けた研究会において、企業がレガシーシステム刷新を怠ると、管理コストの増加を招き、新技術の導入を阻む要因になると指摘。それらの問題が顕在化するのは、各種基幹業務システム(ERP)のサポートが終了する2025年ごろであり、システム刷新に向けた計画立案、人材育成設備投資が必要であると勧告した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android