二季鳥(読み)ふたきどり

精選版 日本国語大辞典 「二季鳥」の意味・読み・例文・類語

ふたき‐どり【二季鳥】

  1. 〘 名詞 〙 鳥「がん(雁)」の異名。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「二季鳥 雁 春秋帰来物なり〈忠岑詠出異名〉何方を故郷とてか二季とり年に二たひゆき帰るらむ」(出典:蔵玉集(室町))

にき‐どり【二季鳥】

  1. 〘 名詞 〙 鳥「がん(雁)」の異名。
    1. [初出の実例]「二季鳥 雁 春秋帰来物なり〈忠岑詠出異名〉何方を故郷とてか二季とりの年に二たびゆき帰るらむ」(出典:蔵玉集(室町))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android