二寸切られる(読み)にすんきられる

精選版 日本国語大辞典 「二寸切られる」の意味・読み・例文・類語

にすん【二寸】 切(き)られる

(「いっすん(一寸)切らるるも二寸切らるるも同じ事」から) どうせ切られるなら一寸でも二寸でも大した相違はないからと、覚悟をきめて、深みにはまることをいう。
※雑俳・柳多留‐二(1767)「居つづけは弐寸切られるかくご也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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