二寸(読み)にすん

精選版 日本国語大辞典 「二寸」の意味・読み・例文・類語

に‐すん【二寸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一寸(約三・〇三センチメートル)の二倍の長さ。約六・〇六センチメートル。
    1. [初出の実例]「浴槽〈長五尺二寸、広二尺五寸、深一尺七寸、厚二寸〉」(出典:延喜式(927)三四)
  3. 江戸時代遊女揚代、銀二匁をいう。また、その遊女。
    1. [初出の実例]「葭原(よしはら)にては二寸・三寸四寸五寸といふこと鄙(いや)しけれ」(出典浮世草子好色万金丹(1694)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む