二日払(読み)ふつかばらい

精選版 日本国語大辞典 「二日払」の意味・読み・例文・類語

ふつか‐ばらい‥ばらひ【二日払】

  1. 〘 名詞 〙 遊里での、遊興費などの支払い。近世初期、上方の遊里では、毎月二日に支払いをする習慣があったところからいう。
    1. [初出の実例]「かねは忽二日はらひに 出替りの男もすなり女の体」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む