日本大百科全書(ニッポニカ) 「二次壁」の意味・わかりやすい解説 二次壁にじへき 伸長成長を終えた細胞壁(一次壁)にリグニン、スベリン、クチン、あるいは大量のセルロースが沈着してできた細胞壁をいう。これらの物質は、一次壁の内側に付加される。二次壁によって、細胞の力学的強固さと化学的な安定さは著しく増大する。[佐藤七郎][参照項目] | 細胞壁 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例