二次壁(読み)にじへき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「二次壁」の意味・わかりやすい解説

二次壁
にじへき

伸長成長を終えた細胞壁一次壁)にリグニンスベリンクチン、あるいは大量のセルロースが沈着してできた細胞壁をいう。これらの物質は、一次壁の内側に付加される。二次壁によって、細胞の力学的強固さと化学的な安定さは著しく増大する。

[佐藤七郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む