内科学 第10版 「二次性胆汁性肝硬変」の解説
二次性胆汁性肝硬変(特殊型肝硬変)
肝外胆管の狭窄や閉塞機転が長期間持続,反復することで形成された肝硬変であり,原発性胆汁性肝硬変や原発性硬化性胆管炎は除外される.一般的な肝硬変では,再生結節がびまん性に生じることが肝硬変の条件であるが,二次性胆汁性肝硬変では,狭窄部位により再生結節が肝の一部に限られる場合があり,原因の特殊性から再生結節が完成していなくても肝硬変とよばれることが多い.おもな原因は,胆道系手術後の狭窄,胆管結石,胆道系悪性腫瘍などである.小児では胆道閉鎖症により二次性胆汁性肝硬変が生じることが知られており,これに対して肝移植が行われている.[坂井田 功]
■文献
Sherlock S, Dooley J;小俣政男監訳:シャーロック肝臓病学.pp315-328, 西村書店,東京,2004.
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報