二歳子(読み)にさいこ

精選版 日本国語大辞典 「二歳子」の意味・読み・例文・類語

にさい‐こ【二歳子・二才子】

  1. 〘 名詞 〙 二歳子ども。転じて、若くて未熟な人をいう語。青二才。にさい。
    1. [初出の実例]「彬が生てむかわり歳のことぞ。二歳子でのことぞ」(出典:玉塵抄(1563)四七)
    2. 「今の二才子(ニセヘコ)共にも負ねへ気だが」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android