二歳(読み)ニサイ

デジタル大辞泉 「二歳」の意味・読み・例文・類語

に‐さい【二歳/二才】

生まれて2年目のもの。また、満2年たったもの。
青二才
「―の分際として甚だ不埒申状じゃ」〈木下尚江良人の自白

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二歳」の意味・読み・例文・類語

に‐さい【二歳・二才】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 生まれて二年たった年齢
    1. [初出の実例]「父義朝には二さいにて別れ奉りぬ」(出典:義経記(室町中か)八)
  3. 転じて、若くて未熟な人を軽蔑していう語。青二才。毛二歳。二歳子
    1. [初出の実例]「いまだ、二さいの気を離れず、あどけなきところもあれば」(出典:評判記・吉原呼子鳥(1668)はつね)

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