二番手商法

流通用語辞典 「二番手商法」の解説

二番手商法

新しい市場最初に参入するリスクを回避し、同種製品が市場に迎えられたことを確認した後に、消費ドライブがかかった時点を見計らって参入して行くこと。新製品をかかげて市場に参入していく場合には、その製品がヒットすれば大きな利潤をもたらすが、市場に迎えられなかったときにはみじめな結果となる。二番手商法はこうしたリスクを回避し、「名より実をとる」商法の典型ひとつといえよう。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティング流通用語辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android