二階座敷(読み)にかいざしき

精選版 日本国語大辞典 「二階座敷」の意味・読み・例文・類語

にかい‐ざしき【二階座敷】

〘名〙 二階にある座敷。二階の一室を座敷としたもの。
松屋会記‐久政茶会記・永祿四年(1561)二月二四日「二階座敷に床に瓜の絵」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の二階座敷の言及

【二階】より

…旅籠(はたご)や遊廓の建築でも,二階に客室を設けるものが多くなった。このように二階座敷が普及し始めると,階段もそれまでの急勾配のものからゆるい勾配のものに改められ,町家等では階段の側面に引出しを組みこんだ箱階段も採用された。農家もほとんどは平屋であった。…

※「二階座敷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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