五円金貨(読み)ごえんきんか

精選版 日本国語大辞典 「五円金貨」の意味・読み・例文・類語

ごえん‐きんかゴヱンキンクヮ【五円金貨】

  1. 〘 名詞 〙 明治四年(一八七一)五月公布の新貨条例で制定された五円の本位金貨。翌五年一一月縮型されたが、ともに品位千分中九〇〇、量目は二匁二一八(一二八・六グレイン、八・三三グラム)。同三〇年の貨幣法公布で、額面の倍位一〇円に通用を規定され、旧金貨と呼ばれるようになった。同年五月別に図様を改正、量目一匁一一(四・一六グラム)の新金貨五円が制定された。

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