五島 清太郎(読み)ゴトウ セイタロウ

20世紀日本人名事典 「五島 清太郎」の解説

五島 清太郎
ゴトウ セイタロウ

明治〜昭和期の動物学者 東京帝大名誉教授。



生年
慶応3年8月18日(1867年)

没年
昭和10(1935)年7月20日

出生地
長門国阿武郡(山口県)

学歴〔年〕
東京帝大動物学科〔明治23年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔明治28年〕

主な受賞名〔年〕
帝国学士院賞〔大正2年〕

経歴
米国留学後、一高教授を経て、明治42年東京帝大教授に就任、理学部長も務めた。昭和3年日本寄生虫学会初代会頭となる。動物寄生虫の研究で知られ、飯島魁と共に日本寄生虫学の創始者とされる。またヒトデクラゲ線虫類の分類学的研究も多い。「動物実験学」をはじめ、優れた動物解剖教科書として評価が高い多数の教科書を執筆。「ダーウィン自伝」の初訳者でもある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「五島 清太郎」の解説

五島 清太郎 (ごとう せいたろう)

生年月日:1867年8月18日
明治時代-昭和時代の動物学者。東京帝国大学教授
1935年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報