五度入(読み)ごどいり

精選版 日本国語大辞典 「五度入」の意味・読み・例文・類語

ごど‐いり【五度入】

〘名〙 杯の大きいもの。普通の杯を三度入りというのにならって、それより二まわり大きい杯をいう。
※海人藻芥(1420)「近代間の物、五度入、七度入、十度入、塞鼻、如斯」
※俳諧・犬筑波集(1532頃)雑「あかりもて行さけのさかつき たつ雲雀雲に五度入七どいり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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