五条ヶ里(読み)ごじようがり

日本歴史地名大系 「五条ヶ里」の解説

五条ヶ里
ごじようがり

[現在地名]三日月町大字樋口ひぐち字五条

現三日月町の南部平坦地にある。五条の名称は、古代の条里制の遺称と考えられている。建長元年(一二四九)の僧貞弁領知所々注進状(下総中山法華経寺蔵)には「三ケ月西郷」の「五条楊原里」「五条岳本里」などの地名がみえる。

正保絵図に村名がみえる。小城郡三ヶ月郷の内にあり、嘉永六年(一八五三)写の大小配分石高帳では、地米(年貢)二六八石八斗九升四合とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 年貢 西川

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