世界の観光地名がわかる事典 「五泉山公園」の解説 ごせんざんこうえん【五泉山公園】 中国の甘粛(かんしゅく)省の省都、蘭州(らんしゅう)(ランチョウ)市南の皋蘭山(こうらんさん)山麓にある公園。前漢の武帝(紀元前156~紀元前87年)の時代の武将・霍去病(かくきょへい)が匈奴討伐の途上、この地に赴いた際に水不足に陥り、彼が5本の剣を地面に突き刺して湧き出したといわれる伝説を持つ泉、甘露泉、掬月泉(きくげつせん)、摸子泉(もしせん)、恵泉(めぐみせん)、蒙泉(もうせん)がある。皋蘭山の山頂には、1372年創建の崇慶寺がある。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報