五蝶亭貞広(読み)ごちょうてい さだひろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五蝶亭貞広」の解説

五蝶亭貞広 ごちょうてい-さだひろ

?-? 江戸時代後期の浮世絵師
大坂の人。初代歌川国貞(くにさだ)(のちの3代歌川豊国(とよくに))にまなぶ。天保(てんぽう)-嘉永(かえい)(1830-54)のころ,おおくの役者絵や風俗絵をかいた。絵入り読み本もある。別号南川,五輝亭,五楽亭など。歌川貞広とも称した。作品に「大阪名所廻」「傾城佐野の船橋」「浪花夢」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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