井戸端(読み)イドバタ

デジタル大辞泉 「井戸端」の意味・読み・例文・類語

いど‐ばた〔ゐど‐〕【井戸端】

井戸そば。井戸の付近

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「井戸端」の意味・読み・例文・類語

いど‐ばたゐど‥【井戸端】

  1. 〘 名詞 〙 井戸の回り。井戸のほとり。
    1. [初出の実例]「風待もきのふかぎりの落葉哉 今朝露ふかき井戸端(ゐドバタ)の道」(出典:俳諧・望一千句(1649)六)
    2. 「井戸端で顔を洗はうとすると」(出典:煤煙(1909)〈森田草平〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android