井手の玉水(読み)いでのたまみず

精選版 日本国語大辞典 「井手の玉水」の意味・読み・例文・類語

いで【井手】 の 玉水(たまみず)

  1. 井手の里にあった清流の名。「伊勢物語」の故事によって、男女の契りの頼りなさにたとえられる。
    1. [初出の実例]「昔男契れることあやまれる人に、山城のゐでのたま水手にむすび頼みしかひもなき世なりけり」(出典:伊勢物語(10C前)一二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む