井手上村(読み)いでのうえむら

日本歴史地名大系 「井手上村」の解説

井手上村
いでのうえむら

[現在地名]瀬高町太神おおが

下小川しもおがわ村の西にあり、北は真木まき村。年月日未詳の蒲池鎮並本地そのほかを記した村付(田尻家譜/大和町史資料編)には「豊後領」として「六町 井手ノ上」がみえる。天正一一年(一五八三)頃のものとみられる年月日欠の田尻鑑種本領村数等覚書(田尻家文書/佐賀県史料集成七)には「井手の上」とある。文禄四年(一五九五)の知行方目録には井手上村とあり、高六一七石余。元和七年(一六二一)の郡村帳では井手野上村とあり、玄蕃高二一八石余、小物成は山手米一石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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