些やそっと(読み)ちっとやそっと

精選版 日本国語大辞典 「些やそっと」の意味・読み・例文・類語

ちっと【些】 や そっと

  1. ( 「そっと」も少しの意の副詞 ) 量や程度のわずかなさま。軽くいいかげんなさま。重大には扱われない程度という評価をこめて示す。少しぐらい。わずかばかり。ちっとかそっと。
    1. [初出の実例]「瞞人不少 人をまんきゃくすることがちっとやそっとの事でない也」(出典:土井本句双紙抄(16C頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android