交ざる(読み)まざる

精選版 日本国語大辞典 「交ざる」の意味・読み・例文・類語

まざ・る【交・混・雑】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 他のものがはいっていっしょになる。いくつかのものが、いっしょになる。いりまじる。
    1. [初出の実例]「サア北八さそふか〈略〉小便のまざらぬ酒は、また格別だ」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)六)
    2. 「言葉には漢語が雑ざるから」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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