交会法(読み)こうかいほう(その他表記)methods of intersection and resection

最新 地学事典 「交会法」の解説

こうかいほう
交会法

method of intersection and resection

地上測量において,距離測定は行わず方向を視準することのみによって目標点の位置を決めるための測量方法。平板測量で最もよく用いる。前方交会法・側方交会法・後方交会法がある。前方交会法とは,2点以上の既知点にトランシットまたは平板を置いて目標を視準し,視準方向が交わる点を目標の位置として定める方法である。後方交会法とは,位置を定めようとする点にトランシットまたは平板を置き,3点以上の既知点を視準して位置を定める方法である。後方交会法では既知点と求めようとする点が同一円周上にあるとき,解が不定になる。側方交会法は,前方交会法と後方交会法を組み合わせたような方法である。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「交会法」の意味・わかりやすい解説

交会法
こうかいほう
methods of intersection and resection

2点または3点以上の既知点から未知点へ方向線引き,その交点として未知点 (求点) の位置を1点ずつ決める測量の方法。三角測量では方向線の間の夾角を測定して,新点の位置を計算する。平板測量では平板上に方向線を作図して,それらの交点を図解的に求める。交会法によってできた三角形は,正三角形に近いほど,また方向線の数が多いほど精度はよい。交会法は,(1) 2つの既知点から方向線で求点の位置を求める前方交会法,(2) 求点から2個の既知点の夾角とその1つから未知点への方向線を定めて求点の位置を求める側方交会法,(3) 3個の既知点に対し求点からの方向線の夾角をはかって点の位置を求める後方交会法の3つに分けられる。後方交会法は三点法とも呼ばれ,既知点と求点が同一円周上にあるときは,求点の位置は不定となる。

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