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平板測量 へいばんそくりょう plane-table surveying

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

平板測量
へいばんそくりょう
plane-table surveying

平板,平板脚,アリダード,図紙,巻尺などを使って点の位置を求める測量。2個以上の地点の位置をあらかじめ平板上に卵白などで固定した図紙上に作図しておき,現地でアリダードによって,それらの点の間の方向線を合せ,他の地点の位置を交会法や光線法で図紙上に作図する。

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デジタル大辞泉の解説

へいばん‐そくりょう〔‐ソクリヤウ〕【平板測量】

製図用の平板に三脚を取り付け、磁石・アリダード・巻尺などを用い、直接現地で作図しながら行う簡単な測量。

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百科事典マイペディアの解説

平板測量【へいばんそくりょう】

局地的に地形を測量する方法。野外で簡単に地形図を作製できる。比較的小区域の細部測量に用いる。三脚上に製図用の平板を水平にすえつけ,磁石で方位を一定に保ち,アリダード(測斜儀)で目標点を見通し,平板上に作図する。
→関連項目測量地形測量地図

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世界大百科事典 第2版の解説

へいばんそくりょう【平板測量 plane table surveying】

局地的な地形や地物を測量する方法で,器具が軽量簡便であり敏速に測量できるという利点をもつ。原図となる伸縮の少ない図紙をはった平板を三脚に取り付け,アリダード(測斜儀)を用いて,直接現地において地上の地物の方向角または方位角を平板上に方向線で描画し,直接または間接に測定した距離および高さを併用して,これを所要の縮尺で直ちに平板上に作図し,地上と相似の図形を描く。測量区域が広い場合は,あらかじめ三角測量などで位置および高さを求めた基準点を図紙上に所要の縮尺で展開しておき,この点を使用して細部測量に必要な補助点を,必要な密度になるよう図上に増設する骨組測量を行う。

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大辞林 第三版の解説

へいばんそくりょう【平板測量】

三脚の台に平板をのせ、コンパス・アリダード・巻尺などを用いて、測量結果をその場で作図していく測量方法。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

平板測量
へいばんそくりょう
plane-table surveying

三脚を取り付けた平板上に図紙を張り付け、アリダードalidadeという観測方向線の向きを求める視準線のついた定規で各目標への方向線を現地で引き、目標点の位置を求めていく測量法。主として平面図形や地形図を現地で図解的に描くのに用いられ、写真測量の実用化以前は地形図もほとんど平板測量によりつくられていた。アリダードのなかには遠方の目標が明瞭(めいりょう)に識別できるように望遠鏡のついたものもあり、また方位を決めるための磁針や、距離を測るための巻尺、あるいはタキオメーターtacheometer(距離計)も用いられる。平板測量は簡単な器具だけで行えるうえに、操作も比較的容易なので、宅地の測量その他の簡単で小規模な測量や図面作りには、現在も、用いられている。
 平板測量には2点以上の既知の図根点を図紙上に展開しておかねばならない。この2点に平板を据え、まず他の図根点の図紙上と現地での方向線とが一致するように平板を水平に回転する。この操作を標定といい、誤差を防ぐためには3点以上の図根点を使って標定する。標定が終わると他の各目標への方向線を引き、2点以上の観測点からの方向線の交点として目標の位置を図紙上に定める。これを前方交会法という。また位置が未決定の地点に平板を据え、位置が既知である3個の点への方向角を現地とあわせながら観測点の位置を決めるのを後方交会法という。これらの交会法を繰り返して順次点の位置を決定し、これらの点を結んで図紙上に地図を完成していく。[尾崎幸男]

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