交流電流計(読み)こうりゅうでんりゅうけい(その他表記)AC ammeter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「交流電流計」の意味・わかりやすい解説

交流電流計
こうりゅうでんりゅうけい
AC ammeter

交流電流を測定する指示計器。構造上から,整流器型,可動鉄片型,電流力計型,誘導型,熱電型 (高周波用) などがあり,動作原理上からは,平均値型,最大値型,二乗平均値 (実効値) 型などに分れる。目盛りは,正弦波交流に対して実効値でつけられているのが普通であるから,著しくひずんだ波形の交流を測定すると正しい値を示さない場合がある。感度を変えるには,並列抵抗をつなぐか変流器を使う。

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