京極学区(読み)きようごくがつく

日本歴史地名大系 「京極学区」の解説

京極学区
きようごくがつく

およそ北は現北区、南は広小路通、東はかも川、西は南方京都御苑北方相国しようこく寺にわたる旧学区。江戸時代は上京の親町組はなく、下中筋組の枝町、上立売親八町組の枝町、上立売親九町組の枝町と随身町、聚楽組の枝町、下一条組の新シ町と枝町、並びに禁裏六丁町組であった。名称は明治二年(一八六九)の上大組二八番組、上大組二九番組を形成した地域で、上大組二八番組は上京一一区(明治五年)から上京一一組(同一二年)となり、上大組二九番組は上京一二区(同五年)から上京一二組(同一二年)となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android