普及版 字通 「亳」の読み・字形・画数・意味
亳
10画
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[字形] 会意
高の省文(上部)+(たく)。は草などがものに寄りつく形。宅・亳など建物の字に用い、また托・託など託寄の意があるのは、神託を受けることと関係があろう。卜文の亳は、が(てつ)の形にしるされている。〔説文〕五下に「京兆の杜陵亭なり」という。〔書、立政〕に「三亳」があり、西・北・南の三亳、また殷の亡社を亳社という。
[訓義]
1. 殷の都、また亳殷という。
2. 薄に通じ、亳社を薄社という。
[熟語]
亳社▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報