人人具足(読み)にんにんぐそく

精選版 日本国語大辞典 「人人具足」の意味・読み・例文・類語

にんにん‐ぐそく【人人具足】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。人には、それぞれみな仏性(ぶっしょう)がそなわっているということ。
    1. [初出の実例]「もとより人々具足し箇々円成して諸仏衆生の本分の事なり」(出典:塩山和泥合水集(1386))
    2. [その他の文献]〔碧巖録‐六二則・評唱〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android