精選版 日本国語大辞典「本分」の解説
ほん‐ぶん【本分】
〘名〙
① 人が本来つくさなければならないつとめ。その人にとっての本来的な義務。
※正法眼蔵(1231‐53)坐禅箴「住持より諸僧、ともに坐禅するを本分の事とせり」 〔荀子‐非相〕
② ものや人に本来そなわっているべき性質。
※史記抄(1477)八「其様に月食は本分のあるべき事ぢゃほどに不書ぞ」
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