人使(読み)ひとづかい

精選版 日本国語大辞典 「人使」の意味・読み・例文・類語

ひと‐づかい‥づかひ【人使】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人の使い方
    1. [初出の実例]「汝はけんどんで、人づかひがはるひ、しんでもちごくにおてふ」(出典:虎明本狂言・清水(室町末‐近世初))
    2. 「人使いが荒いので職人が続かなかったそうです」(出典:道(1962)〈庄野潤三〉五)
  3. 召し使う人。召使い
    1. [初出の実例]「まろらにまさりて人づかひとられむとやは思ひし」(出典:落窪物語(10C後)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android