人子一人(読み)ひとっこひとり

精選版 日本国語大辞典 「人子一人」の意味・読み・例文・類語

ひとっこ【人子】 一人(ひとり)

  1. 人がひとり。普通、下に打消の言い方を伴って、人がひとりもいない、誰もいないの意を強めていうのに用いる。人の子一人。〔俚言集覧(1797頃)〕
    1. [初出の実例]「野広い墓場に人児(ヒトッコ)一人見えぬ」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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