デジタル大辞泉 「人屑」の意味・読み・例文・類語 ひと‐くず〔‐くづ〕【人×屑】 人間の屑。取るに足りない人間。「かかる―ならば、中々親のため子なきにはしかじ」〈仮・東海道名所記・六〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「人屑」の意味・読み・例文・類語 ひと‐くず‥くづ【人屑】 〘 名詞 〙① 人間の屑。取るにたりない人間。全くねうちのない人。[初出の実例]「Sordes〈略〉ザイショノ ウチニ ダイイチ イヤシキ モノ、または、 fitocuzzu(ヒトクヅ)ナル モノ」(出典:羅葡日辞書(1595))② 多くの人々。一般の人々。大衆。[初出の実例]「人屑よりのけられてあら涼し」(出典:俳諧・文政句帖‐七年(1824)三月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例