人工涵養(読み)じんこうかんよう

最新 地学事典 「人工涵養」の解説

じんこうかんよう
人工涵養

artificial recharge

地下水などを人工的に地下へ浸透させ地下水をつくること。目的は地下水の貯留量を増加させ地下水障害をおさえるばかりでなく,水質の改善・余剰水の処理技術・地下水の熱利用などに利用されている。涵養方法は井戸を利用した井戸涵養法と,地表面に水を張って浸透を促進させる地表涵養法に大別される。前者は井戸や集水暗渠あんきよに人為的に水を注入して浸透を図る方法で,古くから逆さ井戸などとして行われている。地表涵養法は,浸透池法・洪水法・水田法・地下埋管法などがあるが,原理的には降水の地下浸透と同じである。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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