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水質 スイシツ

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デジタル大辞泉の解説

すい‐しつ【水質】

水の性質や化学的成分。また、不純物を含む水の、化学的、生物学的特性。

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水質
すいしつ

水が不純物を含むことによって生ずる質的・量的特性をいう。純粋の水はH2Oの化学式で表されるように、水素と酸素が結合したものであるが、自然界における水はさまざまな不純物を含んでおり、その組成は複雑である。たとえば、純粋な水は大気と接しただけで、0℃、1気圧の下で容積比で2%の窒素、1%の酸素(同位体酸素)、0.5%の炭酸ガス(二酸化炭素)を含んでいる。また、雨水の場合には、このほかにナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが含まれる。さらに岩石や土壌を通り抜けた地下水の場合は、これまで述べた物質のほかにケイ酸、重炭酸、鉄、マンガンなどが含まれる。河川や湖沼の水になると、溶解物質に加えて粘土粒子や細菌、微生物などが含まれる。
 なお、海水は1キログラム中に35グラム程度の塩分を含んでいるが、汚濁された場合には、多量の有機物やさまざまな重金属が認められるようになる。
 人間生活において、水はさまざまな形で利用されるわけであるが、その利用目的によって要求水質も異なってくる。この水質をあらかじめ知るためにとられるのが水質分析、水質試験であり、水質検査である。水質分析、水質試験とは、水に含まれている不純物を分析・測定して、その質や量を明らかにするものであり、水質検査とは、この結果を一定の基準に照らして、適・不適の判定を行うことである。[重田定義]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の水質の言及

【上水道】より

…ロンドン市内には高価だが良質の水を配る会社3社と,市内のテムズ川から揚水しただけの低質だが廉価で豊富な水を配る会社5社が,地域によって併存した。しかし,産業革命を迎えて急増した都市人口の吐き出す下水の放流口と,生活用水を満たす河水の揚水所が河岸に無秩序に設けられた結果,河水水道の水質は18世紀後半になると薄めた下水並みであった。その清濁各社競合状況の中で,チェルシー水道会社が実用に耐える砂ろ過技術を開発し,揚水した河水を大量にまとめてろ過してから配る水道を完成したのは1829年であったが,これにならう会社は少なかった。…

※「水質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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