人目の関(読み)ヒトメノセキ

デジタル大辞泉 「人目の関」の意味・読み・例文・類語

ひとめ‐の‐せき【人目の関】

関所のように人を容易に通さない意から》人目がはばかられて思うままにできないこと。
「―を離れし場所にて誰憚らず嬉しき御情を戴き度」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「人目の関」の意味・読み・例文・類語

ひとめ【人目】 の 関(せき)

  1. ( 関は人を容易に通さないところから ) 人から見られることが妨げとなって、思うにまかせないこと。
    1. [初出の実例]「あなわびし人めのせきを越え分けて道をわするる時のまぞなき」(出典:書陵部本仲文集(992頃))

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