人競(読み)ひとぜり

精選版 日本国語大辞典 「人競」の意味・読み・例文・類語

ひと‐ぜり【人競】

  1. 〘 名詞 〙 人が先をきそってひしめくこと。人の込みあうこと。人ごみ。
    1. [初出の実例]「いまだ九歳なれば小腕をとられ、人ぜりにおしたふされ」(出典:浮世草子・武道伝来記(1687)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android