人間到る処青山あり(読み)にんげんいたるところせいざんあり

精選版 日本国語大辞典 「人間到る処青山あり」の意味・読み・例文・類語

にんげん【人間】 到(いた)る処(ところ)青山(せいざん)あり

  1. 世の中のどこで死んでも、骨を埋める場所ぐらいはある。故郷だけが墳墓の地ではないのだから、大望を達するために郷里を出て大いに活動すべきである。
    1. [初出の実例]「埋骨何期墳墓地、人間到処有青山」(出典:清狂遺稿(1892)〈釈月性〉上・将東遊題壁詩)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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